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乳腺外科医が乳がんの最新情報をブログで紹介しています
by aiharatomohiko
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カテゴリ:医療( 52 )

2006年サンアントニオ乳癌シンポジウムその2

今回のシンポジウムで記憶に残った発表を記憶するために、記載します。
まず、ラパチニブというHER1とHER2に対する分子標的治療薬です。
ラパチニブはハーセプチンと違い、脳転移に効果が期待できる薬剤です。
日本でも治験が終了したとのこと。
実際に使えるようになるまでは、まだ1、2年はかかるでしょう。

経口薬なので点滴しなくても良いというメリットがあります。
タキソールとゼローダどちらと併用しても、ハーセプチンと同等の効果がある印象でした。

副作用では、消化器症状、特に下痢が気になります。
この点ではハーセプチンの方が有利な印象でしたが、愛知県がんセンターの岩田先生に聞くと、下痢は臨床上そんなに問題にはならないとのことでした。
by aiharatomohiko | 2006-12-21 14:46 | 医療

2006年サンアントニオ乳癌シンポジウム

毎年12月に開かれる恒例のサンアントニオ乳癌シンポジウムに行って来ました。
全体の参加者は年々増加の一途で、日本からの参加者もかなり増えました。
日本の学会との大きな違いは、メイン会場は一ヶ所のみで、必ず聞きたい発表を聞くことができるようになっていることです。
また、発表のレベルもすこぶる高く、第Ⅲ相試験の解析結果がバンバン発表されます。
日本の学会で見られるような、珍しくもない「~の一例」という発表はありません。
まあ、そうでないとわざわざテキサスくんだりまで行く気にもなりませんが。。。

写真は、私も参加している日本の臨床試験グループのN-SASBC04の発表(発表者:自治医大穂積先生)ポスターです。
f0123083_14144266.jpg

by aiharatomohiko | 2006-12-21 14:23 | 医療