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乳腺外科医が乳がんの最新情報をブログで紹介しています
by aiharatomohiko
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カテゴリ:日常( 31 )

FM宝塚出演!


昨年はFM箕面に乳がん検診の啓発の取材を受けましたが、本日は

すみれブレストケアの皆様とともにFM宝塚の生放送に出ました。

すみれブレストケアは、私がお世話になっている谷村外科胃腸科の

谷村雅一先生がお始めになられた乳がん検診啓発を目的とした組織です。

乳がん検診の出張講座もなさっています。

遠いところでなければ、宝塚に限らず出向いて頂けるとの事なので、

関心のある方は一度連絡されてはいかがでしょうか。

すみれブレストケアホームページ

f0123083_22445450.jpg


奥のカッコいい人はパーソナリティの方です(笑)。
by aiharatomohiko | 2008-04-16 22:44 | 日常

乳癌学会近畿地方会


昨日乳癌学会の近畿地方会が、大阪大学の野口先生が会長をされ

行われました。当日化学療法のセッションでの座長とスポンサードシンポ

ジウムでのスピーカーとしての役回りがありました。


座長をしたセッションでは、目にした事がないような症例報告などがあり、

かなり勉強になりました。


スポンサードシンポジウムでは、アロマターゼ阻害薬の術後療法での

位置づけについて発表しました。


私が言いたかったことは、”アロマターゼ阻害薬はタモキシフェンよりも

有効性が高いことは確かで、第一選択薬である。ただし、再発リスクの低い

人に対しては両者の差はきわめて小さくなるため、患者の併存症

(特に骨粗鬆症の有無)によって使い分けることが重要である。”

また、”非乳がん死亡がアロマターゼ阻害薬で高くなる恐れがあるため、

今後データを注視しなければならない”ということでした。


他の先生のやり取りを聞くと、あまり骨塩量を測ることもなく、アロマターゼ

阻害薬を処方することが多いようだったので、やや残念でした。


”アロマターゼ阻害薬で骨折が多いという実感が無い”という意見もあった

ようでしたが、そりゃそうでしょう。わずか3%ほどの差を実感できるはずが

ありません。


それなのに、アロマターゼ阻害薬とタモキシフェンの3%に満たないDFS

の差が実感できるのであれば、それは製薬会社の刷り込みでしょう。

(ため息)
by aiharatomohiko | 2007-12-02 21:22 | 日常

第15回日本乳癌学会総会


昨日まで乳癌学会総会に行っていました。

自分の発表はまあ何とか終わりましたが、

今回初めての企画であるRapporteur sessionの発表者に指名頂いたり、

関西労災のときに私が主治医になった方が、体験記コンクールに

応募されて第15回日本乳癌学会 学術総会賞を受賞されたりと

(Mさん、本当におめでとうございます。それにしても、イケメンって。。。)、

今年は個人的にハプニングが多い学会でした。


f0123083_2226756.jpgあけぼの会のワット隆子さん(8/4の市民フォーラム

に司会でお出でいただく予定になっています)

にお会いして、“乳がん患者に贈る愛と勇気の玉手箱”

という最新の御著書を頂きました。

早速読ませていただいたのですが、乳がんが診断された

ときに読むと、非常にこころが落ち着く本なのではないかと感銘を受けました。

当院に来院された患者さんには、早速お勧めすることにします。

もちろん、このBLOGをお読みになっているあなたにも、お勧めです。


それ以外には、九州大学のT先生から“子供が寝てから読んでます”

とか(汗)、某メディカルオンコロジストの先生から“最近ブログ

更新してないねえ。”とか言われたので(滝汗)、意外と読んでる人が

多いんだなあと気合を入れ直されたのでした。

ちょっと準備していたものがあるので、がんばって再開します。
by aiharatomohiko | 2007-07-01 23:01 | 日常

日本外科学会シンポジウムでの発表


4/12は、外科学会総会のシンポジウム”乳癌におけるセンチネルリンパ節

生検の現状と展望”で、発表を行いました。

演題名は、”乳癌センチネルリンパ節転移診断法の検討”です。

主な内容は、術中診断法として凍結切片と細胞診のどちらが優れているか

を検討した内容で、適切な検査法を用いれば同等であるという結論です。

既に論文化した内容ですが検討症例数を増やしたおかげで、凍結切片と

細胞診を組合せば、感度が改善されることがわかりました。

術前化学療法後のセンチネルリンパ節生検に対する関心が高かったの

ですが、化学療法前に転移が疑われた場合にはセンチネルを回避する

方がほとんどでした。私も同様です。

検査方法については、RIと色素法の併用を行っている施設が多い

ようでした。私は色素法だけで行っているのですが、同定率は99%を

超えています。関西労災病院では、今はレジデントの医師が主に

行っていますが、それでも同定率は変わらないと思います。

きちんとトレーニングをすれば色素法でも併用法以上の結果が出せる

ことは、明らかです。

また、腋窩の再発も500例以上行った結果0.6%ほどなので、

これも併用法と遜色ありません。

それはそうと、シンポジウムで発表すると”おまけ”がもらえるのですが、

その写真がこれです。

緒方洪庵のことばが書かれているもので、さすが門田教授らしいと思い

ましたが、写真立てに使ったら怒られるでしょうか。。。

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by aiharatomohiko | 2007-04-13 22:52 | 日常

箕面市薬剤師会の勉強会


今日は新人歓迎会があり、その後箕面市薬剤師会の勉強会で

講師として乳癌の話をさせていただく機会がありました。

歓迎会の話は後日するとして、薬剤師会の勉強会はpm8:30開始

と、遅い時間からの開始にもかかわらず、多数の薬剤師の先生方が

参加されていて、その意識の高さを感じました。

会長・理事の先生方といろいろなお話もでき、乳癌検診の重要性も

良くご理解いただけたようで、大変充実した時間を過ごせました。

関係の先生方、有難うございました。
by aiharatomohiko | 2007-04-05 23:15 | 日常

CSPOR07年会-乳がんと骨-

CSPORアカデミーの今年のテーマは、”乳がんと骨”でした。まことに適切なテーマで大変勉強になりましたが、なぜ、”乳がんと骨”なのでしょうか。

乳がんの治療薬であるタモキシフェン(ノルバデックス)が骨塩量を増やして、骨粗鬆症や骨折の危険性を低くする効果があるのに対して、閉経後乳がんに使用するアロマターゼ阻害薬(アリミデックス、アロマシン、フェマーラ)は、そういった作用が無いかむしろ反対の作用があるためです。また、閉経前乳がんに使用するゾラデックスやリュープリンで月経を止めることにより、やはり骨塩量が下がります。なので、乳がん治療において骨の問題は避けて通ることができない問題となっています。

骨塩量が下がることに対して、予防的にビスフォスフォネートを使用するというやり方が話題に上っていますが、副作用を抑えるためにまた薬を処方する、そしてその薬の副作用を抑えるためにまた別のお薬を、、、というようなことにならないかは危惧しています。

相原病院では、専門の整形外科医がいるので、そういった点で安心です。万が一、酔っ払って転倒して鎖骨が折れたりしても、対応可能です。
by aiharatomohiko | 2007-02-04 23:02 | 日常

CSPOR07年会-臨床試験-

臨床試験グループのCSPORの年会が、例年通りかずさアカデミアパークで2/3-4にありました。

N-SAS BC02-04は登録が終了してフォローに入っています。
私が研究代表者を勤めさせて頂いているBC03は全例12ヶ月の治療を過ぎたため、3.6.9.12ヶ月時点でのタモキシフェンとアナストロゾールの副作用の違いを検討して、今年のサンアントニオ乳がんシンポジウムに結果を発表する予定です。

さて、昨年は国立がんセンター東病院の向井先生が研究代表者を勤められるSELECT BC試験が登録開始となりました。今年は癌研究所有明病院の岩瀬先生が主任研究者を努められる、N-SAS BC05試験がキックオフとなります。アロマターゼ阻害薬を含んだ治療の5年vs10年の試験です。3,000例ほどのタフな試験になりそうですが、できるだけ協力して行きたいです。
by aiharatomohiko | 2007-02-04 22:59 | 日常

浜松オンコロジーセンター訪問

渡辺亨先生が開設した浜松オンコロジーセンターを、鹿児島にある相良病院の相良安昭先生と一緒に訪問しました。   f0123083_1251061.jpg
*写真はHPより拝借しました。具合悪ければ渡辺先生メールください。

ハードとしては、新しい建物だけにゆったりとしたつくりで、カンファレンス室も整備されているのが、印象的でした。また、最新の骨密度がはかれる装置を導入されていることから、がんだけでなく女性にとっては重要な骨の問題もよく考えておられることがわかります。

相原病院では整形外科医にすぐに相談できる環境があるので、ありがたいことです。実際に乳がん術後の方の膝関節の人工関節手術もしてもらいました。

診療としては、外来化学療法だけでなく、セカンドオピニオンにも注力されています。渡辺先生のセカンドオピニオンをお受けになられた後に、私のところに来られた方が何人かおられるので、全体では相当な数になるのではないでしょうか。
セカンドオピニオンも適当な医師のところに行ってしまうと、かえって不利益をこうむることがあります。その点浜松オンコロジーセンターだと、安心ですね。

また、近隣の施設とカンファレンスを開いたり、と教育にも力を入れておられます。相原病院・相良病院とアライアンスをくんで症例検討を行うようなお話も頂きました。是非実現させていきたいと思っています。

渡辺先生、お忙しいところ遅くまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました。2月は乳癌学会の診療ガイドライン小委員会ですね。

はなびさん、更新しましたよ。
by aiharatomohiko | 2007-01-28 13:06 | 日常

本日より、診療開始しました

本日より啓明会相原病院で乳腺科の診療を本格的に始めました。

ホームページはこちらです。

当面は、月・火・土を外来の中心としています。

乳がん検診はもとより、精密検査・手術・薬物療法を

最先端の標準治療をきちんと行います。

セカンドオピニオンも受け付けていますが、

予約制ですのでお電話をお願いします。

資料がない方は受け付けかねますので、

必ず紹介状・画像などをご持参下さい。
by aiharatomohiko | 2007-01-04 12:09 | 日常

関西労災での最後の手術

関西労災病院を12月末で退職しました。3月末までは、外来と手術をお手伝いに行きますので、それまでは全くやめてしまうわけではありませんが。辞めた後もいろいろと連携して行くことになるでしょう。
左上は、高塚副院長と最後の手術の写真です。

今までも自分なりに誠実にやってはきましたが、全てが良い結果に終わったわけではありません。がんの治療に限ったことではありませんが、医療行為というのはいくら最善を尽くしたとしても、時には思わぬ結末になり、大変苦い思いをさせられることもあります。それでも、自分がベストの治療を行うことができると信じられる間は、努力してやっていきたいと思います。

お世話になった皆様、有り難うございました。
by aiharatomohiko | 2006-12-31 00:25 | 日常