ジェネリックに伴う医療事情 |
医療の現場で今後同等性に確信が持てないままでも、 ジェネリックが広がっていく素地は、なにでしょうか? それは、DPCの対象になっているような大きな公的病院では、 価格が安いというだけでジェネリック医薬品が採用される可能性がある、と いうことです。つまり、保険から払い込まれる医療費は一定なので、 安い薬を使えば利益が上がる、という構図です。 飲み薬であれば、何が使われているかはわかります。 ところが、注射薬になるとジェネリックが使われているかどうかは、 おそらく患者さんにはわからないし、もちろん選択権はないでしょう。 現場の医師に裁量権があれば、無条件にすべてジェネリックに移行することは ないと思いますが、現実のところはどうなっているんでしょうか。 以上の懸念が杞憂であれば良いと思います。 また、同等性に確信が持てた場合には、今後ジェネリックの使用を 進めていくことになるでしょう。 注1)私はジェネリックの効果が落ちると主張しているのではなく、あくまで”PKが調べられていないのであれば、同等性が証明されているとはいえない”→”なので、個人的には使えない”ということです。 注2)今まで述べたことに、勘違いや間違いがあれば、ご指摘頂ければ経緯を開示した上で訂正します。 |
by aiharatomohiko
| 2007-03-01 22:28
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