SABCS2012 その5 |
LET±選択的CDK4/6阻害薬のランダム化PII試験の結果が発表された。 ホルモン受容体陽性かつHER2陰性のn=165例が対象である。 奏効率が34%vs26%、PFSが 26.1月 vs 7.5か月と、この時点では かなり有望な結果である。 主な副作用は、neutropenia,leukopenia, anemia, fatigueで、 マネージメントが難しそうなものは無さそう。日本でもPI試験が進められて いるが、世界では今年PIIIが開始予定とのこと。 この手の薬剤は、内分泌治療単独の副作用があまり強くないだけに、効果の 増強と副作用の増悪のバランスをどう考えるかが、ポイント。 エベロリムスはOSが改善しそうではあるものの、副作用が強そうなので、 バランスをどう考えるかが難しい。 |
by aiharatomohiko
| 2013-01-13 13:53
| 学会
|
<< SABCS2012 LEAstudy | SABCS2012その4 >> |