EBCTCG 2日目 |
AIOG2012 TAMからAIの選択的切りかえは、ITTは効果を低く打ち切りは効果を 高く見積もってしまう。 DFSはHR0.8(絶対値で3%くらい) BC死亡は0.85(絶対値で2%くらい) OSは2-3%くらい AIがTAMよりも優れる。 5年過ぎてからは、AIとTAMは変わらないので、同程度のキャリーオーバー 効果があると思われる。 選択的切り替えの問題点に関して、IPCW関連の発表があった。 RTの合併症について 76試験 1951^2000年に開始した試験。 RTvsnoRT 20年で非乳癌死亡が3%増加する。 その理由は、主に心疾患(IHD,心不全、弁膜疾患いすれも L 1.48 R1.19特に若年で左右差が大きい)、ほかにPE肺がん、食道がん 心疾患による死亡は、心臓への線量に比例する。4.7%/Gy。 MMGスクリーニングの研究 新しい研究がUKで行われることの紹介 通常は、50-70才の3年間隔でのスクリーニング ①47-50才に一回MMGスクリーニングをすることの意義 200万人 ②70才以上でスクリーニングすることの意義 100万人 UKでは50-64才のRCTを行うことを70/80年代に失敗した。 65-70才のRCTを2000年代に失敗した。 結果が出るのは2020年代以降になると思われるが、新しいスクリーニング 方法や現代の機器を使用するので、無いよりも遅い方が良い もし25%の乳癌死亡の低下が得られるのであれば、0.6%の絶対値の ゲインとなり、他の原因の死亡がなければUKでは費用対効果がある とされる。 タキサンの試験 2012年Lancet ERやHER2で効果の違いはない タキサンvsノンタキサンの研究を次回2013年に行う アンスラサイクリンの心毒性 どの程度の危険性があるのか 心疾患による死亡は、1.5倍になる。 どの程度の期間危険性が残るのか 白血病は?SEERでは過大評価しているという話あり。 |
by aiharatomohiko
| 2012-11-23 22:41
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