EBCTCG2012 1日目 |
EBCTCGの本会議はPetoのintroductionから始まった。 彼の話では、フォローアップは5年では短すぎる。 10年のフォローは当たり前で、EBCTCGでは15年や20年の フォローを念頭に入れているように思えた。 Materials and methodsのセッション EBCTCG 2012/15サイクルでは、2005年以前に開始された、生存を 一次評価項目とする治療法の比較を目的とした試験を解析対象とした。 試験の拾い上げは、電子的なデータベースサーチ。ジャーナルの ハンドサーチ。引用文献のチェック。プロトコルデータベースや試験 レジストリのサーチ。個人的なコンタクト、によった。 EBCTCGの今回のサイクルでは、局所治療、内分泌治療(タモキシフェンの治療 期間、AI)、化学療法(タキサン、アンスラ)、ビスフォスフォネート、 卵巣機能抑制、抗HER2療法について検討する。 バイオマーカーや遺伝子発現プロファイルを要求するというように、 ベースラインデータが膨大になっている。 フォローアップデータも項目が増えた。 今後の臨床試験ではこんなに膨大なデータを入力しておく必要がある のか、とちょっと気が遠くなった。 204グループの455試験のデータリクエストを行った。 現状EBCTCG には、36グループからの73試験の90,000名のデータが 集まっているとのこと。 |
by aiharatomohiko
| 2012-09-24 00:41
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