第12回西東京乳癌フォーラムでの講演 |
忙しさにかまけてブログをアップしていないと、学会で最近ブログ どうしたのと聞かれることが多くなります。 いかんいかん、で梅雨も明けそうというのに2月の話題に戻ります。 すみません。 2月に、第12回西東京乳癌フォーラムで“なぜエビデンスは我々を 騙そうとするのか”という、ちょっとキャッチーな演題名で講演を させて頂きました。 内容をかいつまんで紹介すると、エビデンスは一つしかなくても、 解釈はその立場(研究者・製薬企業・プレス・臨床医など)によって 異なること、われわれは臨床医としてエビデンスをどのように解釈する のが患者さんにとって最善であるのかといった観点でお話をさせて 頂きました。 特に代用エンドポイントの問題点をATAC、ベバシズマブ、NSABP B28試験(術前化学療法のpCRの解釈)を例にとってお話させて頂きました。 この講演の内容が乳癌学会でのサテライトシンポへと続いていく訳ですが、 そのお話は後ほど。 加えて、中間解析結果をどのように解釈すればいいのか、というお話し もさせて頂きました。 会場にはI理事長もお運び頂いたたうえにコメントまで頂戴しまして 光栄でした。 懇親会でもディスカッションが弾み、大変勉強になりました。 |
by aiharatomohiko
| 2012-07-14 22:54
| 講演
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