ホルモン治療の影響を周囲が理解することの難しさ |
ホルモン治療は、抗がん剤治療と比較すると副作用が軽いとみなされて います。もちろん、髪が抜けたりとか吐き気が強いといった、誰が 見ても分かるような副作用はあまりありません。 しかしながら、ホルモン治療には副作用が全く無い訳ではないどころか、 人によっては日常生活に大きな影響を与えます。 悪いことには、ホルモン治療の副作用は、周囲からは分かりにくいもの です。治療期間が5年以上という長期に渡るため、しばらくはケア してくれていたご家族も時間が経つに連れて、ご家族はそう思い込みたい こともあってだと思いますが、”もう治ったんじゃないか”という態度で 接することも少なくないようです。 ご本人は副作用でしんどい上に再発の恐れを抱えたままの状態でいる のにもかかわらず、です。 どうやったらご家族に分かって頂けるのか、しばらく思案していました。 ”私はこんなにしんどいのに!”といって頂くのが直接的なのですが、 なかなかそうは言えない方のために、武田薬品のご協力で小冊子を 作りました。 そっと食卓の上に置いて見てください。 きっと、“こんなことくらいわかってるよ。”といった顔で読んで くれることでしょう。 そして、治療のしんどさを再認識してもらえれば良いですね。 ブログにはpdfはアップできないようですので、ホームページに近日中に アップする予定です。一度ご覧になって下さい。 お役に立ちそうであれば、冊子を受付の前に置いていますので、 お持ち帰り下さい。 他院に通院されている方は、担当医に取り寄せて頂くよう頼んでみて 頂ければ、国内の方は入手できると思います。 ![]() |
by aiharatomohiko
| 2009-02-01 22:18
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