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by aiharatomohiko
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<   2012年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

第10回 兵庫乳癌薬物療法研究会で講演しました

11/9に行われた第10回 兵庫乳癌薬物療法研究会で講演を

行ってきました。


題は、”真のエンドポイントでエビデンスを洗い直す”という

もので、本年2月の東京と山口の研究会から始まって、

乳癌学会のサテライトを経ての流れを汲んだものでした。

いずれの研究会でも聴衆の先生方の反応に手ごたえがあった

内容でしたが、今回が最も練られた内容になったためもあり、

それなりに好評だったと思います。


それは良かったのですが、最後にフロアの先生とのやり取りで

チョイ熱になってしまったところを今回ご一緒させて頂いた

渡辺亨先生に止めて頂いたのには感謝しています。

が、渡辺先生も大人になられたなと。まあ、冗談ですけど。

師匠の高塚先生もお出でになられていたので、久しぶりにお話が

出来てよかったです。懇親会でもお世話になっている

兵庫の先生方ともお話ができ、いろいろと勉強になりました。


主催者の小西先生によると10回の開催で私は今回で4回目の出演

だったとのことで、いつもご贔屓に有難うございます(笑)。


ところで、この次の週の11/15に行われた第13回ホルモンと癌研究会

のランチョンで講演をさせて頂く機会を頂いたのですが、焦点の

定まらない話になってしまい、ちょっと申し訳なかったです。


後はサンアントニオが待っていますが、 いずれにせよ、これで今年の

講演関係は終了しました。

今年はサテライト準備も入れると6回と例年になく多かったのですが、

上手く行ったことも上手く行かなかったこともいろいろと勉強に

なりました。


それはそうと、ガイドラインの改訂を頑張らなければ年が越せない

のでした。
by aiharatomohiko | 2012-11-25 22:55 | 講演

EBCTCG その他

化学療法の比較

AC4=6CMF

乳癌死亡:4ACはHR0.80くらい 

治療効果はER、分化度や年齢で変わらない。


TransOX Hayes

バイオマーカーの研究を行うという話

ICH4の問題はKi67の測定方法だけでなく、ERの測定も

標準化が難しい

カットオフをどうするか とにかく標準化が問題

をHayesがしていた。

Ki67は測定誤差が大きすぎて話にならん。

SABCSで人によってばらばらというデータを出すから、

というような話だった。

OncotypeDxでなくてIHC4で良いのではないか、という質問

が出た。

Dowsettに振られていたが、実際にはあれはあれで再現性が難しい。

実臨床で使うには問題があるような話をしていた。


高齢者

欧州では、乳癌の半数が65才以上

70以上はタキサン試験の1.5% 効果は同様にある

他の化学療法や内分泌療法の試験でも70才以上で効果は変わらない

可能性が高い

臨床試験のinclusion criteriaに年齢のみを考慮する必要はない




ビスフォスフォネート

2012.6にEBCTCGでワーキンググループを持った

10Septにテレカンファレンスを持った

Sept2013に解析結果が出る予定。

DFS IDFS OS DDFS などを評価項目とする予定。

標準群で経口のビスが入っている可能性をどうするのかという

Qあり。NSABPでも10%前後のコントロール群で骨塩量減少のため

にBis服用がなされていたと指摘あり。

皆がかなり興味を持っていると思われた。


Sensible guidelines for RCT

2007 2009 2012に国際的な会合が持たれた

承認:複雑高価時間がかかる

試験開始前に複数の機関から承認を得寝ければならないので、

試験開始までに時間がかかる

複数の国で行うとなると、より大変

ICH GCP 試験参加者の権利や安全性のために重要であるが、

柔軟でない しばしば中断される 重要でない事柄に煩わされる

モニタリングも大変

そのためリスクベースのアプローチをとるようになった。

有害事象全て報告ではなく、薬剤の副作用であるという合理的な

理由があるときに報告するようにした。

臨床試験が速やかに進むような方向で検討が進んでいると感じた。
by aiharatomohiko | 2012-11-24 22:41 | 学会

EBCTCG 2日目

AIOG2012

TAMからAIの選択的切りかえは、ITTは効果を低く打ち切りは効果を

高く見積もってしまう。

DFSはHR0.8(絶対値で3%くらい) 

BC死亡は0.85(絶対値で2%くらい)

OSは2-3%くらい

AIがTAMよりも優れる。

5年過ぎてからは、AIとTAMは変わらないので、同程度のキャリーオーバー

効果があると思われる。

選択的切り替えの問題点に関して、IPCW関連の発表があった。


RTの合併症について

76試験 1951^2000年に開始した試験。

RTvsnoRT

20年で非乳癌死亡が3%増加する。

その理由は、主に心疾患(IHD,心不全、弁膜疾患いすれも L 1.48 

R1.19特に若年で左右差が大きい)、ほかにPE肺がん、食道がん

心疾患による死亡は、心臓への線量に比例する。4.7%/Gy。


MMGスクリーニングの研究

新しい研究がUKで行われることの紹介

通常は、50-70才の3年間隔でのスクリーニング

①47-50才に一回MMGスクリーニングをすることの意義 200万人

②70才以上でスクリーニングすることの意義 100万人

UKでは50-64才のRCTを行うことを70/80年代に失敗した。

65-70才のRCTを2000年代に失敗した。

結果が出るのは2020年代以降になると思われるが、新しいスクリーニング

方法や現代の機器を使用するので、無いよりも遅い方が良い

もし25%の乳癌死亡の低下が得られるのであれば、0.6%の絶対値の

ゲインとなり、他の原因の死亡がなければUKでは費用対効果がある

とされる。


タキサンの試験

2012年Lancet

ERやHER2で効果の違いはない

タキサンvsノンタキサンの研究を次回2013年に行う



アンスラサイクリンの心毒性

どの程度の危険性があるのか

心疾患による死亡は、1.5倍になる。

どの程度の期間危険性が残るのか

白血病は?SEERでは過大評価しているという話あり。
by aiharatomohiko | 2012-11-23 22:41 | 学会