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by aiharatomohiko
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<   2009年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

患者に選択させるのがいい医療なのか


市民フォーラムの記事をサボっているのに、昨日出席したあけぼの大阪

の会で感じた内容を書くというのも気が引けますが、まあそれはそれとして。

会には100名ほどの方がお出でで、盛会でした。

私の講演内容は“再発・転移してからの治療法について”でしたが、

これも置いといて、Q&Aで感じたことを少し。


患者さんのQは、治療法の選択について

“先生には丸投げはあかん、自分で選択するようにと言われていますが、

再発の時などは余裕がないと思われますが、いかがでしょうか。”

というものでした。

返事は中山先生がされましたが、私が考えたことは以下のような感じですか。


かなり強引に、なじみの料理屋さんに入ったときのシチュエーションを

思い浮かべてみましょう。


“大将、今日は何がおいしいですかね。”

“そうでんなあ。今日は○○と△△と□□がありまっせ。みんなうまいんですけど、

それぞれこんな味でこんな違いがありま。”

“それじゃあ、大将が一番いいと思うものをお願いします。”

”丸投げはあかん。自分で選択するように。”


やっぱり、これとは違うかなあ。。。
by aiharatomohiko | 2009-09-28 23:36 | 日常

民族間差と個人差


 何かにつけ、民族間差あるいは人種差に言及すると、必ず

”大阪人は~”といわれる先生がおられますが(見てるかな?)、

実際に子宮内膜がんや血栓症の発症率には民族間差があります。

しかしながら、前回のブログに述べたミーティングで勉強になった

のは、”病気の発症率や治療効果は民族間における差よりも

個人間における差のほうが大きい”のではないか、という事実

も含めた考え方です。


例えばある病気の発症率は、民族間での違いがでるというよりも

同じような行動を取る様な人に多く出やすいとか、

”太った白人に対して行われた臨床試験のデータで、日本人全般

に外挿しにくい”場合でも、”太った日本人には外挿しやすい”という

ことらしいです。(文章力が不足していて分かりにくいかも)


子宮内膜がんについてはともかく、血栓症の発症率に関しては、

遺伝的背景よりも日本人が白人よりやせている人(≒BMIが小さい人)

が多いためかも知れず、なるほどなと思いました。



 
by aiharatomohiko | 2009-09-27 23:36 | 医療

目からうろこもトホホな気分


 先日某メーカーの会で、EBMの紹介・実践で著名な先生とお会

いする機会がありました。


その際に教わったことで、目からうろこというか、そんな事も知らなかった

のかといわれても仕方ない事がわかりました。個人的には僥倖です。

それは、”二つの治療方法の効果を比較する時に、推定値を見ては

いけない”、”95%信頼区間だけで考えなさい”ということです。


どういうことかというと、例えばAという治療に対してBの再発抑制効果が

ハザード比0.70(95%信頼区間 0.40-0.95)だった時には、

0.70で考えるのではなく、”治療効果は0.40から0.95の間のどこか

に95%の確率で存在する”と考えて治療方針を立てなくてはならない

ということです。


そんなの当たり前じゃないかといわれそうですが、目からうろこが

落ちたのは、その理由が、”真の値は推定値付近に分布するの

ではなく、95%信頼区間のどの辺りにあるのか全く分からない”

ということなのです。


ガーン、真の値はてっきり推定値近辺に分布するもんだとばかり

思っていたのは、私ばかりでしょうか。

しばらく落ち込みましたが、知らなかったよりは知った方が良かった

と思って気を取り直すことにしました。


(以上は私の理解であり、当日何回か聞き直したのですが、理解が悪く

間違っている可能性があります。その場合、お気づきの方はご指摘

頂ければ幸いです。)
by aiharatomohiko | 2009-09-27 23:03 | 医療