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by aiharatomohiko
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30thサンアントニオ乳癌シンポジウム-症状緩和-


Plenary lectureで、MayoのDr.Loprinziが症状緩和について

の話をしていました。


タモキシフェンなどのホルモン剤によるほてりはしばしば問題になります

が、なかなか良い解決策がありません。

パキシル(パロキセチン)という選択的セロトニン取り込み阻害薬が有用

であるとの報告がありますが、この薬剤はタモキシフェンと同時に服用する

と活性化物質であるエンドキシフェンの血中濃度を下げるために、タモキシ

フェンの効果を低下させる危険性が指摘されています。

それに対して、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬である、

Vanlafaxineはそういった副作用が無く、ほてりの発現率を下げることが

示されていましたが、現在日本で発売されていません。

ガバペンチンという抗てんかん薬を服用することで、ほてりを半分に改善

できるという話がありました。これも適応外使用になりますが、2005年の

Lancetにも服用4週間時点でプラセボで21%、ガバペンチン1日900 mgで

49%のほてりのスコア改善が見られたという報告があります。


他に問題となるがん関連の疲労感については、運動が最も良く、

薬物ではアメリカジンセン1~2g服用で25%、プラセボで10%に疲労感の

改善が見られたとの報告があります。


タキソールなどでおこる末梢神経障害に対しては、ガバペンチンは効果が

無く、ビタミンE 内服により改善が得られることの報告がありました。

論文を調べてみると、アセチルLカルニチンも効果があるようで、日本では

サプリメントとして売っているようです。
by aiharatomohiko | 2007-12-24 21:25 | 論文
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