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by aiharatomohiko
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同意書なしの臨床試験:このニュースの解説


記事を読んだだけでは、どんなレジメかさっぱりわかりませんでしたが、

乳癌学会の発表を見ると、タキソテール75→FEC75で、意外と(失礼)

まともなものでした。

このレジメならば、日常診療で行っている病院もあるのではないでしょうか。

同じレジメでも、日常診療で行っていれば同意書をとっていなくても何ら

批判を招くことがなく、臨床試験であれば同意書をとっていなければ批判

されるというのは、なんだかおかしな気もしますが、これはこういうルール

なので、仕方がありません。

結局、このニュースのポイントは、”同意書を取らずに臨床試験の形式で

治療をしたのは論外”というところだけです。きちんと同意書さえ取って

おけばここまで叩かれる事もなかったのでしょうけど、これは自業自得。

臨床試験に対する悪い印象を与えてしまいかねないことは、心配です。

さて、治療を受ける側の立場に立つと、このニュースの件よりもっと気を

つけなければならないことがあるので、指摘しておきます。

それは、

①臨床試験の形式をとらないで日常診療で行われている、

とてもいい加減な治療方法

②同意書をとっているが、治療内容が妥当とはいえない臨床試験

素人目には上記①②ときちんとした治療の鑑別が難しいかも

しれませんが、プロが見れば一目瞭然です。

また、乳癌学会発行の患者さん向けのガイドラインを読んでおけば、

おかしな治療方法から身を守ることができるのではないでしょうか。

このBLOGをお読みの患者さんは、標準治療をきっちりと出来る病院を

まず選んで下さい。そして、その病院でよい臨床試験を紹介されれば

参加を検討して下さい。

それにしても、ニュース本文を読んでみても、どんな臨床試験をしていた

のかが、わかりにくい。他社も、同様でした。

記者の方が、内容を深く理解してから、記事を書いてくれるといいのですが。
by aiharatomohiko | 2007-08-07 00:10 | 医療
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