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by aiharatomohiko
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ジェネリックを積極的に使用しない理由


最近製薬メーカーの大金をかけた宣伝が効を奏したようで、

受診された方から”ジェネリックはありませんか?”と聞かれる回数

が増えてきました。

ジェネリックとは、特許が切れたお薬を後発品メーカーが作ったもの

です。ちなみに薬価は先発品よりも安く(大体7割程度)、複数の

ジェネリック医薬品がある場合には、それぞれ値段が異なる場合があります。

ノルバデックスは、アメリカではジェネリックのためにシェアが落ち、

販売を取りやめたようです。日本でもタモキシフェンの

ジェネリックはたくさんあります。乳がんに使用する抗がん剤では、

ファルモルビシンやパクリタキセルにジェネリック品があります。

厚生労働省は医療費を削るためジェネリックの使用を推進させようと

やっきになっていますが、現場では私を含め処方するのに今ひとつ

気乗りがしない医師も多いようです。

その理由をあげると、①なにか混ぜ物が入っているのではないか

②効果が本当に同じなのか、といったところでしょうか。

①については、先発品メーカーの勉強会で、”不純物が入っている

可能性”について説明されていたところがあるので、その可能性は

あるのかもしれません。もちろん、不純物が入っていても、副作用として

現れないのであれば、気にすることは無いのかもしれませんが。

より気になるのは、②の方です。

いろいろな成分のものをまぜこぜにして処方する漢方薬とは異なり、

西洋医学で使用する薬は、有効成分が一つで、その成分がどうやって

効くのかがわかっているものがほとんどです。

「それじゃあ、その成分が入っていれば、同じように効くはずジャン。」

と思ったあなたは、メーカーの宣伝と厚生労働省の思惑にマンマと

のせられていますね。あるある大辞典にのせられて納豆を食べ過ぎて

痛風になる口です。気をつけましょう。

もちろん、きちんと作った薬ならば”理論上は”そうなるはずです。

作っているメーカーもそう信じ込んでいると思います。

しかしながら、私は疑い深いので、”本当にそうなのか?”と自問します。

そうしていろいろと情報を集めてみると、やっぱり落とし穴があったのです!

(次回へ続く)
by aiharatomohiko | 2007-03-01 21:48 | 医療
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