excitemusic

乳がんの最新情報を紹介しています
by aiharatomohiko
ICELANDia
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
以前の記事
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


サンアントニオ2009 術後ホルモン療法


・TEAM試験のエキセメスタンの5年投与とタモキシフェンからエキセメスタン

への切り換えの比較が発表され、その結果DFS・OSがほぼ同等でした。

BIG1-98試験では、レトロゾール5年投与がタモキシフェンからレトロゾール

への切り換えよりも特にリンパ節転移陽性症例で良好な印象でしたが、

統計学的な差がなかったことから考えると、基本的に同じ現象を見ている

ものと考えられました。


・MA17試験のサブグループ解析が発表されました。タモキシフェン開始時

に閉経前だった人はプラセボと比較して再発抑制のハザード比が0.25と

閉経後の人のハザード比0.69よりも効果が大きかったことが報告されました。

ただ、閉経前の定義でタモキシフェン開始時に卵巣摘出術を行った人が

含まれているので、本当にタモキシフェン開始時の月経状況でレトロ

ゾール延長投与の効果が変わるのかは疑問です。

バイアスの可能性も大きいのではないでしょうか。


また、タモキシフェン終了から1~6年経過しても、レトロゾールを追加投与

することにより再発抑制効果がある可能性が報告されました(非ランダム化

の観察研究)。


MA17は早期終了した臨床試験ですが、サブセット解析など次から次へ

とデータが出てくるのは驚異的です。しかも、ほとんどがpositiveデータです。

これがいいのか悪いのかは判断つきかねます。


・アロマターゼ阻害薬を使用したMA27で、服用後早期(3ヵ月~12ヶ月)

の副作用がATAC試験とは異なり予後とは関連しないことが報告されました。

どちらが正しいのか、判断つきかねます。

最初のデータがマユツバである場合が多いですが、関連性があるけれども

程度が弱いために、データセットにより結果が異なるということもありえます。
by aiharatomohiko | 2010-03-17 19:00 | 学会
<< サンアントニオ2009 アルコ... サンアントニオ09 疫学的見地... >>